月日 |
回数 |
主題 |
項目 |
テキスト |
01/08 |
第0回 |
開講説明 |
自己紹介、ウェーバーの生涯、社会学とは何か、価値自由、理解社会学、意味関連の理解、講義概説、、スケジュール説明、 |
社会学の |
01/22 |
第1回 |
宗教社会学の基礎 |
宗教の本質でなく行為の条件と影響が研究の対象。焦点としての生活態度、カリスマ、霊、神、魂、アニミズム、エクスタシーとオルギー、祖先崇拝、自然主義と象徴主義 |
宗教社会学 |
02/12 |
第2回 |
神観念の発達 |
神とデーモン(サタン)、永続する超自然力、非人格的法則化と倫理的人格化、多神教、一神教、汎神論、機能神 |
宗教社会学 |
02/26 |
第3回 |
呪術から宗教へ |
神強制から神礼拝へ、祈り、犠牲、呪術カリスマ、祭司の組織化と祭儀経営、教義の発達、密教師、オカルト |
宗教社会学 |
03/11 |
第4回 |
宗教倫理の展開 |
タブー、トーテミズム、罪観念の発生、良心観念、倫理の体系化、心情倫理、聖なる法と聖なる心 |
宗教社会学 |
03/25 |
第5回 |
預言者 |
平信徒、個人的カリスマ、無報酬、理解と倫理の重視、感情的デマゴーグ、ユートピア(理想)の追求、啓示、統一的意味、呪術からの解放過程 |
宗教社会学 |
04/08 |
第6回 |
宗教共同体 |
カリスマの日常化、経営の成立、組織化、制度化、預言共同体、祭儀共同体、たましいの世話人、説教 |
宗教社会学 |
04/22 |
第7回 |
支配と宗教 |
教権制、皇帝教皇、神聖政治、支配の正当性、カトリックとピューリタン、政治と宗教の分離 |
支配の社会学 |
05/13 |
第8回 |
宗教と階級身分 |
農民、戦士、商人、市民、女性、カースト、知識人、パーリア、合理主義、大衆宗教性と達人宗教性 |
宗教社会学 |
05/27 |
第9回 |
神義論 |
二元論、終末論、カルマ(因果応報)、預定論、 |
宗教社会学 |
06/10 |
第10回 |
救済と再生 |
聖化、再生、メタノイア、化身(インカネーション)、救世主 |
宗教社会学 |
06/24 |
第11回 |
救済の方法 |
儀式的ムード、善行による救い、倫理的人格の完成、神秘と禁欲、めい想と行動、グノーシス、自己意識としての神の容器と神の道具 |
宗教社会学 |
07/08 |
第12回 |
救済の方法 |
教会による救い、サクラメント、信仰による救い、信仰戦士、預定恩恵による救い |
宗教社会学 |
07/22 |
夏休み |
|||
08/12 |
夏休み |
|||
08/26 |
第13回 |
世界宗教の社会学 |
社会学的特長、担い手の階層、現世に対する生活態度、歴史的展開の固有性 |
宗教社会学論選 |
09/09 |
第14回 |
宗教倫理と現世(1) |
生活態度と緊張関係、経済(二重道徳と資本主義の精神)、政治(支配と神聖政治) |
宗教社会学 |
09/23 |
第15回 |
宗教倫理と現世(2) |
性愛(宗教との内面的類似)、芸術(儀式の飾りと宗教の代用)、知性(最も原理的な対立) |
宗教社会学 |
10/14 |
第16回 |
世界宗教の比較類型(1) |
ユダヤ教(パーリア民族の儀式律法主義)、イスラム教(戦士の現世志向)、ヒンズー教(カースト制度による救済論)、仏教(知識人の現世逃避的めい想主義) |
宗教社会学 |
10/28 |
第17回 |
世界宗教の比較類型(2) |
キリスト教 (初期キリスト教、カトリック、プロテスタント、ピューリタン)現世無関心、拒否、終末論的色彩、儒教(官吏の現世順応) |
宗教社会学 |
11/11 |
第18回 |
日本宗教の社会学 |
神道(教義なき祭司)、親らん(信仰のみの仏教、東洋のルター)、日蓮(使命預言の仏教)、無教会(倫理預言) |
ヒンズー教と仏教 |
11/25 |
第19回 |
日本の支配と宗教の社会学 |
天皇の起源、祭政一致、神武天皇、天照大神、聖武天皇と国家仏教、僧兵、武士の支配と教権の破壊、一向宗、キリシタン、軍部の支配と国家神道、 |
日本の支配と宗教の |
12/09 |
第20回 |
日本人の宗教社会学 |
甘えの構造、恥の倫理、タテ社会、集団主義、模倣順応志向、人間関係中心主義、預言の欠如 |
日本人のエートス |
12/23 |