3 月 1 6 日
天の使いは聖霊によって私を高い山に導き、聖都エルサレムが神の御座から下って来る光景を見せました。聖都の輝きは高貴な宝石のようであり、透き通った水晶のようでした。

黙示録 21:10-11

文化の価値

 学問、芸術、経済などの文化はそれ自体としてサタンに属するものではなく、神の都に属するものでもありません。金、宝石、真珠は「大淫婦(いんぷ)」の身をも飾り(黙示録 17: 4)また神の都をも飾ります。それがサタンにささげられるか、神にささげられるかによって、一方は亡びの素材となり、他方は永遠の光輝に入ります。私たちの文化活動は、信仰によるならば神の都の永遠の美となり、「けもの」を拝するためのものならば、亡びに入るべき災いです。文化は信仰に関係しないと言って、これを無視するは偏見であると共に、文化それ自体に積極的な意味を求め、文化によって理想社会を建設し得るかのように考えることもまた、聖書の啓示と人類の経験に反する誤りの見解であると言わなければなりません。



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