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B. 妻と子たちへの手紙

B-1 出発に当って

イギリス国王、チャールズ二世からペンシルバニア州憲法の認可を受け、アメリカへの出発に当って。

私の親愛の妻と子たちよ、あなたたちへの私の愛は大洋も大陸も、そして死さえも消すことは出来ず、減らすことも出来ません。私の愛は永遠の包容によってあなたたちを訪ね、いつもあなたの許にいるでしょう。私の生命の神があなたたちを守り、祝福し、永遠に善を恵まれますように。もし私がこの世において再びあなたたちに会えないならば、私の妻に対する夫として、また私の子たちに対する父として、心の底から言い残しておきたい事があります。

B-2 最愛の妻へ

最愛の妻へ。あなたは私の若いときの愛であり、私の生命の喜びであったことを覚えてください。地上のあらゆるなぐさめの中であなたは最高であり最愛でした。あなたの愛は、あなたの優れた外面的な現れ(もっともそれからも多く受けましたが)以上に、内面的なものでした。神がご存じで、あなたも解っているように、あなたの愛は神の摂理の成せる業であったと私は考えています。私たち二人の神のイメージは初めからひたしみ会い、私たちの目のうるわしい契約の飾りでした。この世において再び会えるかわからずに、今私はあなたから離れます。私の次のアドバイスを心の奥に収め、あなたの生きている限りそれをあなたとともに住まわせてください。

B-3 神を畏れなさい

第一に、神を畏れ、神の栄光を心から愛し、神を心の中に豊かに住まわせてください。そうすれば、あなたは自分自身とあなたの子たちと家族をよく守ることができ、低俗なこと、軽率なこと、そして悪しきことを避けることができるでしょう。神に背くならば、神はあなたとあなたの家族に恵まれた善を悔いるでしょう。

B-4 神との交わり

第二に、礼拝と仕事の集いを守ってください。集いの時は神との交わりに集中してください。神との交わりはあなたの勤めであり、また安らぎの場所です。家族みんなが一日に一回集まり、その日その時を与えられる主を待ち望んでください。そして、私の愛する人よ、家事をより良くするために一日の時間を規則的に区切ってください。それは簡単で益が多く、主との静かな交わりがそうする余裕をあなたに与えるでしょう。朝、一日の仕事をながめて、すべてを秩序づけ、最善の組み立てを行ってください。あなたの方針によって、みんなが働き、夕方には一日の会計報告を行なわせなさい。仕事、交わり、そして食事の時間をできるだけ計画どおりに行ってください。言うことを聞かない使用人を嘆かないでください。彼らはあなたを混乱させようとしています。もし彼らがあなたの命令に従わないなら、支払いを済ませて、その職を解いてください。あなたの心を傷つけ、主の命令に背く、口論と強制を避けるため、この方法は、私の知る限り、最善の方法です。

B-5 一日の生活

第三に、収入を点検し、一日の会計をつけてください。そうすることで、収入を知り、あなたの目の届く範囲で管理運営してください。私が負債を返すまでは倹約の生活をお願いします。負債が済めば、もっと生活を豊かにできるでしょう。あなたのお父さんが公共心から資産を悪化させたとき(私の場合もそうです)の、お母さんの見本を覚えてください。あなたが質素を愛し、貴族の習慣に従わないことを私は知っています。心配だからではなく、あなたにより賢明な生活をお願いしたいから書いているのです。神があなたの奉仕を喜び、あなたとあなたの子たちを祝福しますように。「私は金持ちになることではなく、だれにも負債を負わないことを望んでいる」といったあなたのお父さんの言葉を思い起こしています。この言葉は本当の豊かさを表わしています。必要以上の生活は多くの落し穴が待ち受けています。あなたの謙そん、柔和、忍耐の自然に備わっている徳についてはなにもお願いすることはありません。しかし、あなたがいつも主との静かな交わりのときを持ち、この世の社交から守られるようにと祈ります。この世からは距離を保って下さい。この世の社交は私たちの力を超えて私たちをこの世の所有へ渡してしまうからです。初めは単なる交流に過ぎないものが最終的には非常に重い苦しいくびきとなるからです。それだから、あなた自身を支配し、子たちと、クエーカーの集会とをしてあなたの喜びとしてください。

B-6 子たちの世話

第四に、私の最愛の人よ、私が愛をそそぎ、主が祝福し、私たちの絶えることのない愛の甘き結晶である、子たちの世話について、今から私の勧めを言わせてください。まず何よりもこの世の価値観を家庭に入れないで、私たちの聖なる正直の徳を子たちが愛するように熱心に育てて下さい。私は子たちが外面的な行いに洗練するよりも内面的に家庭的に育てられることを望みます。私はつつしみを伴った親しい交わりと、真剣で明るい性格を愛します。心の宗教がこの従順とつつしみの態度を育て、男女に真の人間性を与えます。これは本当に賞賛に値する実りです。

B-7 互いに愛し合うこと

第五に、子たちが互いに愛し合うように育ててください。この言葉は私が残した戒めであると子たちに伝えてください。互いに愛し合うことが神の愛と祝福を受ける道です。兄弟姉妹を憎んだり、バカ呼ばわりする人はその報いを神から受けます。時々子たちを別々に離してください、しかし長くはしないように。子たちが互いに親しみを深めるよう小さな贈り物を交換することを許してください。もう一度言います、子たちが互いにやさしく愛情をわかち合う事は私の残した戒めであると語って下さい。子の学習は自由で進歩的なものを勧め、その費用を惜しまないで下さい。学習に対する出し惜しみは節約してきたすべてを失わせます。空しいおしゃべりとなまけ心を喜ばせるものでなく、有益な知識と真理と善にかなったものを学習させてください。創造性と勤勉をもたらす学習が体にも心にも善いものです。わたしは数学の有益な部分と、建築、測量、航海術、そしてとりわけ、大地と自然の学習を勧めます。子供に農業を勤勉と健康と正直さの良き見本として体験させてください。古代のアブラハムや聖人たちが神に喜ばれ、豊かな恵みを得たように、農業の学習は神と自然の作品と善なるものを学ばせ、空しい芸術とぜい沢な技巧から私たちの心を解放します。ドイツの王と貴族が子供たちに有益な職業を学習させていることは勧められます。創造性豊かな子は学校へ通わせるよりも、家庭で教えてください。学校はあまりにも多くの悪を子供たちに植え付けます。創造性はひきだされるものですが、決して教えられるものではありません。子供たちが長い時間一つの事に取りつかないように注意してください。学習事項は適度に変えその間に運動や作業を取り入れて下さい。子が成長したらほとんどのことは自分自身で世話するようにさせてください。そこにはより多くの困難が待ち受けているからです。

B-8 子の結婚

結婚する時には、相手がふさわしい人柄で、健全な生活と信仰の理解があるかどうかを見てください。相手が金持ちである必要はありませんが、確かな収入は必要です。そして何よりも、二人の愛がむつまじく、熱心で、お互いが幸福であることを確かめてください。世俗的でぜい沢な結婚式を行うことは望みません。この世は富を得ようとする人がしがらみついているところです。田園での家庭生活を私は最も好み、ロンドンの高級住宅よりも郊外の標準的な住宅を、子たちにも勧めます。私の愛する人よ、子たちの心に創造の光、真理、恵みの神に対する義務心を育てて下さい。主に対する畏れは子の成長とともに育ちます。子たちに主とともに歩む道を教えてください。そうすれば、子は老いてもその道を忘れないでしょう。次に、親愛な母であるあなたに対する、恐怖心からでなく良心による従順を教えてください。貧しい人には施し、哀れな人にはあわれみを、そしてすべての人に対して謙きょで親切にしてください。私の神があなたを祝し、私たちの子によってあなたがなぐさめを受けますように。老いても、神の国の喜びと祝福が絶えることなく訪れますように(死が私たちを離すことはありません)。

B-9 愛する子たちへ

さて、私の愛する子たちへ、あなたたちは父なる神の贈りものであり、いつくしみです。私の教えを聞き、それを心の中に住まわせてください。この教えを宝物以上に愛し、それに従ってください。そうすれば、この世において祝福され、あの世において幸いを得るでしょう。

第一に、あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えてください。若き日に主を覚えたエレミアはイスラエルの栄光でした。同様に、若いときから神を畏れたヨシュア、ヤコブ、ヨセフ、モーセを主が何と祝福されたことでしょうか。ああ、私の愛する子たちよ、あなたを造り、私と母とを与えられた神を覚え、畏れ、そして従ってください。神のために生き、この世にたいして神の栄光を現わしてください。

そのためには、若いときから主を求め、主を見い出してください。あなたがけものでも、植物でも、石でもなく、人として主があなたを守り、心の中に恵みを与え、体の健康を保ち、豊かに養われる主の大きな愛を覚えてください。若き日に主を覚えることで、この世の悪から守られるでしょう。

この世の誘惑は老いても克服が困難です。それだから、私の愛する子たちよ、悪の試みを避けなさい。そして、何が善で、何が悪かを示し、過ちを犯したときあなたを責める心の声を愛し、それに従ってください。これこそはあなたに救いをもたらす、キリストの光です。あなたがそれに聞き、私の教えに従うならば、神はあなたをこの世で祝福し、あの世を継がせるでしょう。キリストの光は清める力があり、この光を愛し日々従う人を塩つけます。そしてこの光はその人に神の国をもらすまでは決して去りません。ああ、あなたが光の豊かな恵みによって清められますように。私の愛する子たちよ、光を心に秘め、あらゆる情欲から逃れなさい。この世のむなしいスポーツ、パーティー、娯楽をさけ、時間を救ってください。それはこの世が悪だからです。あなたは今生活を始めたばかりです。 ああ、もし私があなたのように若かったら、私はもっとよりよく生活出来たでしょう。それだから、主を愛し畏れなさい。主との交わりを密に保ち、主の霊を喜び待ち望んでください。しいげられているクエーカーの友との交わりを親しくしてださい。クエーカーの集会のメンバーであることを誇りとして、その生きた友情の交わりを受けついてください。主はクエーカーの集会をとおして私の霊を永遠に祝福したからです。

B-10 母を敬う

次に、あなたの愛するお母さんに従順であってください。お母さんの徳とその名声をあなたの誇りとしてください。お母さんの率直、誠実、勤勉、謙そん、つつしみ、そして理解の良さは同時代のだれもをも、しのいでいます。加えて、女性としてのたしなみと姿容においても抜きん出ています。それだから、母と父の愛と喜びである私の子たちよ、母を敬い従ってください。いや、さらに、母を愛してください。お母さんは結婚相手にふさわしい数いる男性の中から、あなたの父である私を選び深く清く愛しました。お母さんは細やかな心と高貴な精神の持ち主にもかかわらず、あなたの幼いとき、世話人として看護人として最高の犠牲の精神で痛ましいほどの奉仕を捧げてきました。主の前で私はお願いします、あなたの愛する母を敬い、従い、愛し、喜びとしてください。

B-11 生活と結婚

次に、あなたは正直で勤勉な生活を行い、不道徳でなまけ、むさぼる生活をさけてください。あなたが仕事や結婚を決めるときや変更するとき、もし生きているなら母の知恵と賛意を求めてください。結婚は富と美ではなく、相手の主に対する畏れを第一としてください。第二に、相手がこの世の何者にもまさって愛する対象であり、相手の性格があなたの好みと習慣に合っていることを心に留めてください。

結婚によって、やさしく、愛情豊かに、忍耐強く、そして柔和になってください。主の畏れのなかで生きてください。そうすれば主はあなたとあなたの子孫を祝福するでしょう。所得の範囲で生活してください。だれからも借りず、だれからも負い目を受けず、他人に親切にするあまり、身を破産させないようにしてください。それは友人の限度を超えることで、真の友情を育てるものではありません。

B-12 生活の管理

子を養うことに心を配り、主があなたに与えるものに控え目になってください。しかし生活の必要以上の勤勉と倹約を行うべきではありません。貧しい人や困っている人を助けるようあなたにお願いします。集会の仲間であれ、外部の人であれ、貧しい人のために所得の一部を自主的に分かち合ってください。なぜなら、私たちは等しく神に造られた者だからです。「貧しい人に与える人は主に貸し与えています」とのキリストの言葉を覚えてください。

あなたの収入と支出を良く管理してください。しかし、お金もこの世も愛さないで下さい。ただそれらを使ってください、お金とこの世はあなたに仕えるでしょう。しかしもしあなたがそれらを愛し、執着するなら、あなたは自分の霊を卑しめると共に主に背いています。打ちのめされている人をあわれみ、救いの手をさしのべてください。その人があなたであるかもしれないのです。あなたが他人に対するように、神はあなたに対するでしょう。

B-13 人との交わり

会話は穏やかに、口数を少なくしてください。語るときは注意深く、答える前に良く聞き、押し付けるのでなく説得するように話してください。

だれをもあざけらず、あなたをはずかしめる人に仕返しをしてはいけません。かえってその人を赦してください、そうすれば天の父はあなたを赦されるでしょう。

友を作るときは、まず始めに良く考えてください。一度友情を結んだら、他人の告げ口によってその友情を断ち切ることなく、友の困っているときにあなたの友情を枯れさせないで下さい。絶交は善でも徳でもありません。

怒りに注意してください。決して怒って話すことも行動することもないように、なぜなら怒りは酒に酔った者のように人をけものとし、他の人をまったく不便にするからです。

へつらう人を避けてください。へつらいは言葉の盗み人で、そのほめ言葉は高くつきます。へつらう人は最低の人間です。へつらうためにうそをつき、あざむこうとへつらいます。へつらう人をあなたが信じるなら、あなたは自分自身をあざむくという最も危険な状態に落ち入ります。

反対に、貧しくても徳のある人を愛し喜び、まねてください。「だれがあなたのテントに住み、聖なる丘にいるでしょうか」と主にたずねたダビデを思い起こしてください。主の答えは、「直く歩み、正義を行い、心に真実を語る人、その目が空しい人間に向かず、主を畏れる敬う人」(詩へん15:1-4)です。

B-14 控え目の生活

次に、私の子たちよ、すべての事に控え目になってください。食事を控え目にする事は病気を予防し、人を健康にし、その世代を健全にします。控え目は精神的にも有益をもたらします。服装も控え目で、清潔なものにしてください。欲望をあからさまにしている人を遠ざけ、控え目の徳をあなたの飾りとしてください。生命は食べ物にまさり、体は衣服にまさることを覚えてください。家具は質素で安いものにしてください。誇りと見栄とぜい沢をさけてください。この点については私の「十字架なくして、冠なし」を読んでください。会話は知恵と敬けんに最も優れたものを心がけて下さい。主の祝福となぐさめを望んで下さい。悪に心が向いている人との会話をさけてください。しかし、たとえ相手が卑しい人であろうと、あなたの上司、市長、保護者、先生、キリストの長老であろうと、だれの悪口も話さないようにしてください。

せわしくしないで下さい。良心と義務心が命ずるとき以外は他人の事に干渉しないでください。干渉はトラブルを起こし、悪い結果を招きます。賢い人は干渉しません。

家庭においては、アブラハム、モーセ、そしてヨシュアの主に対する信頼を見本として下さい。家庭の中に、生ける神の畏れと奉仕を促してください。そして、神の選びの民として、正直で、誠実にあらゆることに控え目になってください。

私の愛する子たちよ、神があなたに忠告を与えるときはそれに従って下さい。私の子孫としてのあなたに勧めまた命じます、直き心をもって主を愛し、主に仕えて下さい。主はあなたとあなたの子孫を世々にわたって祝福するでしょう。

B-15 統治者の心得

ペンシルバニアとジャージー東部の統治に関心のある子たちに対しては、とりわけ前者の職に関しては、神と聖なる天使の前で、あなたたちにお願いします。統治する人は心が低く、真面目、温和、神を畏れ、人を愛し、そして不義を憎む人であってください。正義を公平な法として積極的に治めてください。たとえあなたの損失になろうとも正義と法に反してはだれも保護しないようにしてください。あなたは法の上に立つ存在ではなく、法があなたの上に立つ存在だからです。移住民の生活を世話し、法を犯すものは正しく罰してください。神があなたを見守っているように、あなたの統治領域を見守ってください。義務に忠実に、事実をあなたの目で見、真相をあなたの耳で確かめて下さい。悪だくみする者を楽しませず、利害と仕返しにこだわる者を喜ばせないで下さい。むちを使わないようにしてください。不正を支持したり、隠したりするどんな手段も取らないようにしてください。かえって、あなたの心を主の前に正し、人間のどんな知恵よりも主を信頼して下さい。そうすれば、だれもあなたを傷つけたり、害したり出来なでしょう。

ああ、主は強い神です。主は自分の欲するすべての事を行います。どんなに人があれこれ企てても、人と国を支配し、裁くのは神です。主が立て、主が壊します。わたしは宣言します、主に依り頼む人は悩まされません。神は時にかなって敵を平和に導くでしょう。

もしあなたが悪を行うものから恐れられ、善を行うものから賞賛されように行動するなら、神はあなたと共に歩み、知恵と勇気を授けるでしょう。遠くはなれたペンシルバニアの住民のために、神はあなたを神の意思の使行者として祝福するでしょう。神の道具になることは、アメリカに行く子にもイギリスに留まる子にも、統治する子にも統治される子にも、この世のどんな名誉や富よりも、私があなたに望んでいることです。終の日に、あなたが私と共に神の安息に集まりますように。

B-16 最後に

最後に、私の子たちよ、真実で永遠の愛をもって互いに愛し合ってください。親しい交わりを結び、あなたの子たちの間にも親密な愛情を育ててください。あなたの子たち同士が法の許す範囲で結婚するかもしれません。この世の冷たい不自然な兄弟姉妹関係をさけ、真に自然で、愛し合うキリスト者の群れとなり、お互いに神への純粋で熱心な愛のなかで生き、霊的にも自然の関係においても兄弟姉妹となってください。

この世でもあの世でもその豊かなあわれみによって私を祝福された神があなたと共にあり、教えによってあなたを導き、あなたに永遠の栄光をもたらしますように。私の愛する子たちよ、天の父と一人子の聖なる家族が賛え祝福する聖霊によって、あなたたちが神の力の成長の中に輝くものとなってください。私の神のような神は他になく、私の神はアブラハム、イサク、ヤコブ、預言者、使徒、そしてキリストの殉教者の神で、永遠に私と共に住むでしょう。

私の最愛の妻と子たちよ、また会う日まで。

どれほど広大な大洋も消せず、どれだけ時間が過ぎても忘れず、どれだけ離れても弱らない永遠の愛によって、

あなたのペンより。

1682年6月4日、ワーミングハースト



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