彼は争うことなく、叫ぶことなく、 その声を大通りに聞かせず、 また、傷ついたアシを折ることなく、 風前のともしびを消すことなく、 真実をもって道を示します。傷ついたアシ
「傷ついたアシを折ることなく、風前のともしびを消すこともありません」。神の愛のこまやかさを現すのに、これに勝る言葉はありません。私の信仰が今なお保たれているのは、この神の愛によるのです。 私もまた人に対してそのようになりたいと、何度心に誓ったでしょうか。しかし私の性格は険しく、私の心が曲っているので、何度か傷ついたアシを折り、風前のともしびを消しました。限りなき悔恨(かいこん)をもって私は年頭に祈ります、神よ今年はその事がありませんように。