私はあなたの言葉を見出し、それを食べました。あなたの言葉は私の喜びとなり、心の楽しみとなりました。万軍の主、神よ、私はあなたの名をもって呼ばれている者です。 (エレミヤ 15:16)
(エレミヤ 15:16)
エレミヤの信仰は神への愛情でした。それは心の深い契(ちぎ)りであり、霊の底における交わりでした。愛情のゆえに何の概念(がいねん)も儀式も制度も必要としませんでした。そこにはただ打ち込んだ霊の躍動(やくどう)があるのみです。エレミヤの信仰生活は霊と真実とを持って神を熱烈に愛した生涯でした。