2 月 4 日
誓ったことは自分の災いとなっても変えません。

詩篇 15: 4

誓ったこと

 エホバのテントの中に宿る人はだれでしょうか、エホバの聖き山に住む人はだれでしょうか。それは、直く歩み、義を行い、その心に真実を言う人です。このような人は悪に浸っている人を避け軽んじ、エホバを畏れる人を喜び、誓ったことは自分に災いとなっても変えることをしません。

 イサクはヤコブにあざむかれて彼に祝福を与えましたが、自らは善き良心をもってエホバに誓ってした信仰的行為であったので、あざむかれたことに直ちに気付きましたが、その一度誓った事を変えませんでした。そこにイサクの信仰がありました。その信仰の真実性がありました。

 信仰によってした約束は、人間的にはたとえ失敗と思われても、決してこれを変えてはいけません。成るのは神の御意(みこころ)です。そうして自己の欲望を神の御意に従わせる時、私たちは始めて永遠に動かされることのない信仰の喜びを知るのです。



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