3 月 2 1 日
あなたたちの信仰が驚くほど成長し、それによってあなたたち相互の愛が豊かに増し加わっている事を私たちは神に感謝せずにはおれません。

第二テサロニケ 1: 3

愛と信仰

 愛が相手に求めるものであるとき、それは容易にねたみ、むさぼり、不平不満の罪に変質します。すなわち真の愛ではないのです。

 愛は信仰によって支えられ、育てられるとき、真の愛として成長し、完成します。神を信じる信仰が人間どうしの愛の中心であり、基礎でなければなりません。神に対する信仰に結ばれていない愛は、神の祝福を受けず、従って真の愛として成長しないのです。

 神に対する信仰によって、相手を信じるとき、そこに初めて真の愛が育って行きます。不満足の点を忠告し、指摘し、矯正し、注文をつけるという方法、すなわち律法の道によっては、愛を育てることが出来ません。神と人の間の平和が信仰の道によって作られるように、人と人の間の愛も、キリストによって相手を信じること以外の道によっては育てられないのです。



上へ前へ次へ