4 月 1 日
すると、光輝く衣を着た二人が、女たちの前に現われました。彼女たちは驚き恐れ、顔を地に伏せると、彼らは言いました。「あなたたちはなぜ生きている人を死人の中に探しているのですか。その人はここにはいません。よみがえったのです」。

ルカ 24: 4-6

復活の春

 一週の始めの日、朝のまだ早い時、女たちがイエスの墓にいって、「彼はここにいません、よみがえりました」という天使の声を聞いたときも、気がついてみれば、天地はすでに春の光につつまれていたでしょう。 復活の主に会ったことによって、弟子たちの人生は一変しました。死から生命へ、絶望から希望へ、恐怖から喜びへと、彼らの人生に春の光があふれたのです。

 弟子たちの第一の務めは、「主の復活の証人」となることでした(使徒行伝 1:22)。主が復活した事を証(あかし)することによって、弟子たちによる神の国の福音宣教(せんきょう)史は始まりました。それは春を告げる鳥の声にほかならなかったのです。

 神は春の季節を私たちに与えて、死を忘れて復活の喜びを味わわせ、地の苦痛を忘れて天の栄光を実感せて下さいます。悲しむ兄弟姉妹たちよ、うなだれた首をあげて、復活の春の陽(ひざし)を全身に浴びようではありませんか。



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