6 月 2 7 日
私が苦しんでいるのは、彼らがなぐさめを受け、愛のきずなによって結び合わされ、父なる神とキリストの奥義を知る十分な理解力を与えられるためです。神とキリストのうちには知恵と知識の一切の宝が秘められているのです。

コロサイ 2: 2-3

愛の花束

 私たちの人生には喜びと苦しみ、楽しさと悲しみのさまざまな出来事が起こります。その一つ一つを神はもらさず集めて、香り高い花も、打ちひしがれた枝も、時には私たちの心を刺す有刺(ゆうし)鉄線さえも交え、それらすべてを「神の愛」というリボンで一つの花束に結び合わせ、私たちの手にもたせて下さいます。

 草月流の花道は材料を選ばないそうですが、神も神の愛を全体として示されるために、私たちの人生の経験と出来事を、一つも捨てずに用いられます。「信じる人にはすべての事が相働いて善となる」(ローマ 8:28)とはこの事です。



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