義は国を高くし、 罪は民をはずかしめます。愛国心
国の軍事力、経済力、文化力などは、あるいは衰え、あるいは亡びることもあります。しかし、その国民の中に宿された神の国の生命は永遠に保ちます。国の歩みはこの世的な勢力をたよりとするか、それとも神を信じる信仰をたよりとするか、にかかっています。この問題はどのような外交政策をとるか、どのような国内政治をするかの根本に横たわる選択でありまして、国の歩み方の分岐点がここにあるのです。つまり国の運命はこの世的な力と知恵にたのんで歩むか、それとも神を畏(おそ)れて歩むか、によって決まるのです。
私たちクリスチャンの愛国心は、国民が正しい選択をして、神の国への備えをし、神の国が国民の中に宿るようにすることです。私たちの国の地理的歴史的な諸条件が神の祝福を受けて、神の国の御用に当たることが出来ますように、私たちの国が神の国の生命によって永遠に生きて行くことが出来ますように、そのような国に私たちの日本を成らせてください、との祈りと歩みが私たちの愛国心であります。