正しい思いからキリストを宣べ伝える人は、私が福音の証人として立てられ愛の心から伝道していることを知っています。伝道の精神(ピリピ 1:17)
伝道の精神とは、一言でいえば、愛です。愛は奉仕であり、犠牲(ぎせい)です。愛は聖書の福音を伝えることです。その方法としては、第一に聖書を教えることであり、第二に生活においてキリストの愛を実践することです。言葉と生活による聖書の解き明かしがキリスト者の任務であり、キリストの福音を伝えるために使わされるという意識が、伝道者の精神です。この伝道の精神は、宣教師として外国に行く人々だけでなく、すべての職場、すべての家庭が、個々のキリスト者にとって伝道地です。そこには、いろいろの困難と事情があり、個々の信者にとって知恵と忍耐を必要としますが、しかし何よりも必要なものは、キリストに在る愛の精神です。愛によるぎせいと奉仕の精神です。自分の使わされる職場あるいは家庭がどのようなところであろうとも、その示された場所に行き、喜んで自分の最善をつくすべきです。