2 月 1 7 日
主はこの地に住む人と争います。この地には真実がなく、愛がなく、そして神を知ることがないからです。ただ呪(のろ)いと偽りと人殺しと盗みと姦淫(かんいん)することのみで人々は皆荒れ狂い、血に血を流しています。

ホセア 4: 1-2

日本の社会

 日本の社会について耐え難きものは、第一にマージャン、競馬、競輪、競艇(きょうてい)等、公然の賭事(かけごと)の流行です。これらの賭事は勤労の習慣をそこない、金銭と時間を浪費し、家庭の悲劇を招きます。 ・・・ 

 第二は、いわゆる「セックス」に関する露出(ろしゅつ)的な記事や映画の氾乱です。これが人のデリケートな感受性をそこない、道徳性を低下させる影響にはおそるべきものがあります。 ・・・ 

 第三は、持って生まれた黒髪を赤く染め、あるいは脱色して金髪まがいにする女性の風俗です。日本人には日本人として与えられた美があります。それを捨てて、西洋人の模造をもって美であると考えるほどに、日本の婦人は精神の倒錯(とうさく)を来たしたのです。

 第四は、新興宗教の流行です。その多くは病気の治療を説く御利益(ごりやく)宗教であって、真の信仰を害うことは無宗教よりもはなはだしいです。

 自由、自由、自由、日本は世界一、何でも自由な国です。神を畏れることなくして人間が自由になった国、それが今日の日本です。このような社会を、サタンは最も好んで来て住むのです。



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