神を見た人はまだ一人もいません。ただ父のみ許にいる一人子だけが神を現したのです。神を現すもの(ヨハネ 1:18)
神を見たいと思うなら、イエスを見ればよいのです。神は霊ですから、神そのものを肉眼で見ることは出来ません。しかし神の一人子であるイエスは歴史上の人物であり、その言行は聖書に詳しく記されているのですから、イエスを知ることはナポレオンやリンカーンを知ると同じように困難ではないのです。
イエスを知る方法が二つあります。一つは聖書を学ぶことです。聖書はイエスを現すものだからです。もう一つはイエスを信じる人を見ることです。信者はイエスにおり、イエスはその人にいるからです。
イエスを信じる人は聖霊によって新たに生まれた人ですから、信仰に生きるかぎり、イエスの心が信者に現れます。イエスを信じることによって信者の霊(たましい)と生活に起こった変化を見れば、そこに現れたイエスの生命を見ることが出来、それによってまた神を見ることが出来るのです。
ただし信者がイエスを現すのは、その人が真の信仰にあるかぎりです。