4 月 2 7 日
与えられた神の恩恵によって私は熟練した建築師のように土台をすえました。 ・・・ この土台はイエス・キリストです。

第一コリント 3:10-11

結婚と信仰

 結婚は人生の重要な問題であり、その人の生涯の大半を決めてしまいます。軽率に結婚の相手をきめてはならず、また軽率に結婚式を上げてはいけません。軽率な結婚式はその影響を後に長くのこして、その結婚生活に困難と苦痛を与えます。

 これに反し、イエス・キリストを基礎とし、キリストの十字架を中心の柱とし、信仰によって神の前に厳粛(げんしゅく)で真実な結婚の誓いをたてるならば、その力が長く結婚生活を通して残り、信仰によって愛し、信仰によって耐え、外からの妨げによっても乱されず、内からの衝突(しょうとつ)によっても壊されず、よく結婚生活を完成にまで育てて行くことが出来るでしょう。結婚式は形式のことだから、どうでもよいと考えることは間違いです。

 年が若くて思慮(しりょ)が足らず、先輩も適切な指導を与えてくれず、軽率な結婚をし、あるいは軽率な結婚式をしたときは、後で苦しみを経験しますが、それは決して絶望ではありません。信仰にしがみついていれば、神の力は時の間に働いて、すべてを信仰の益とされます。 ・・・ 

 結婚を不幸にするものは不信仰であり、幸福にするものは信仰です。信仰によって働く知恵によって結婚することが、最も正しい態度です。



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