助け主、すなわち父が私の名によって使わされる聖霊は、あなたたちにすべての事を教え、また私が話しておいてた事をことごとく思い出させるでしょう。平安を私は残して行きます。世の平安でなく、私の平安をあなたたちに与えます。ですから心を騒がせず、恐れ怖じけないでください。助け主
弟子たちの状態は、ただ不安な胸騒ぎと、助けなき(helpless)弱さでした。イエスが世を去られた後、どうやって行きましょうか。言い難い孤独と寂しさが彼らを包んだのです。それに対して、イエスは懇々(こんこん)と教えたのです、「私が去った後、あなたたちは互いに愛しなさい。私はまた父にお願いして別の助け主を送ります。それに、私はあなたたちを置き去りにするのではありません、私自身直ぐにまたあなたたちのもとに来るのです。そんなに心を騒がさなくてもよいのです」。ああ主イエスよ、あなたの愛の配慮はこのように周到を極めます。まことにあなたの愛は母の愛よりも強く、ハチの巣のしたたりよりも甘いです。あなたの言葉に浸る時、私たちは人生のわずらいを忘れます。