主よ、私は知ります。人の道は自身によらず、歩む人が自分で道を決めることが出来ないことを。主よ、私を正してください、義しき審きによって、怒らずに罰して下さい。さもないと私は亡んでしまいます。エレミヤと私
私は自分をあえてエレミヤに比すべき者ではありません。けれども私は学校を出て、会社の事務員を三年しました。その仕事を私が嫌いで、あるいは無能で辞めたのではありません。けれども会社員の生活をしていることが出来なくなって、学校の教師になりました。教師の仕事もいやで辞めたのではありません。また無能によって辞めたのでもありません。けれども若いときから私に神の言葉が背負わされて、そしてその神の言葉のためにどれだけ私の平凡で平和な生活が妨げられたか分かりません。もうよそうと何度も思いました。そして自分も他の同僚と同じように、職業だけに専心して事の無い生活、戦いのない生活をしたいと、どれほど思ったか分かりません。そして私が黙ろうと思っても、また神の言葉が燃え上がってくるんです。