7 月 8 日
妻よ、あなたたちは自分の夫に従いなさい。たとえ神の言葉を信じない夫でも、あなたの潔く、敬虔(けいけん)な生活態度を見て、言葉によらずあなたの証(あかし)によって信仰に入るためです。

第一ペテロ 3: 1-2

未信者との結婚

 結婚は、同じ信仰の人とするにまさる幸福はありません。しかし日本のような不信国では、同じ信仰の配偶者を得ることは必ずしも容易ではありません。婚期を過ぎることや、親たちの希望や、その他の関係で未信者と結婚することもまた止むを得ないことがあります。ただこの場合、自分がキリストを信じる者であることを明らかにし、かつ相手の人がキリストを信じる信仰に対して敵意を抱かないことを確かめて置かなければなりません。 ・・・ 信者の夫をもつ妻は、家庭ぐるみで信仰の証をすることが出来ます。不信者の夫をもつ妻は、先ず夫に対して信仰の証を行い、神の栄光の現れを祈ることが出来ます。それはある意味において、異邦人に使わされた福音の使徒的役割です。

 彼には彼の幸福があり、これにはこの祝福があります。夫が不信者であることによって、より直接的に神に結合することができるならば、信仰において大きな恩恵を受けたのです。なぜなら、信仰の幸福は結婚の幸福にまさり、キリストとの結合は夫との結合にまさるからです。

 真の幸福は境遇にあるのではなく信仰にあります。そのことを知れば、不信者との結婚もまた神の祝福であることを信じる事が出来るでしょう。



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