父よ、あなたが私の中に居り、私があなたの中にいるように、彼らを一つと成らせて下さい。彼らが一体となって私の中に居り、あなたが私を使わされた事を世が信じるためです。私はあなたからの栄光を彼らにも与えました。私たちが一つであるように、彼らも一つとなるためです。エクレシア
すべてイエスを信じる者は、イエスによって生命共同体・栄光共同体・愛共同体をなします。こうして一体として私たちは父とイエスとの一体の中に居り、父と一体となっているイエスは私たちの中に居られます。イエスは父に居り、父はイエスに居り、エクレシアは三一の神に居り、三一の神はエクレシアに居られます。ああ、生命と栄光と愛の共同体である神の国は何とすばらしいことでしょうか!この神の国の地に成ることを、イエスは父のため、自分のため、弟子たちのため、また信者すべてのため父に願われて、世に別れたのです。何とその願いは高いのでしょうか。何とその愛は大きいのでしょうか。祈り終えられた跡には、永遠の真理の荘厳(そうごん)な輝きと永遠の愛のただよう香気とが私たちを包み、私たちの心を天の高さに引き上げて、父と子と聖霊の神に対する賛美と感謝にあふれさせ、地にあって信仰のために受ける患難(かんなん)をものともしない戦闘精神の、心にみなぎるのを感じます。