8 月 2 日
安息日を賛美の日と呼び、主の聖日を尊び、自分の思いを行わず自分の楽しみを求めず、自分自身の言葉を語らないならば、その時あなたは主によって喜びを得ます。

イザヤ 58:13-14

安息日

 安息日を守りなさいという事は、モーセの十戒の一つですが、その意味は疲れを休めるという消極的な意味でなく、神の御業(みわざ)がいかに良く、いかに美しいかを見て賛美するという積極的な意味があります。毎日の生活も神に仕えるためですが、しかし日常の仕事に従事していると、神の大きな構想に応えて全体の宇宙なりまた世界歴史がいかに良くいかに美しいかを大観する機会がありません。私たちが、非常に小さい所、あるいは小さい部分にはまりこんでいて、部分的にしか御業を見る事が出来ないのです。それを全体的に大観して神の業を喜び賛美するために安息日があります。だから安息日の一番正しい用い方は、私たちが教えられ実行しているように、兄弟姉妹が集まって神の前に出て神の言葉を学び、いかに宇宙全体と世界の歴史全体とが神の大構想に応えているかを崇(あが)める事にあります。崇めて喜びかつ感謝する事です。私たちの疲労回復の最も正しい道、積極的な道は神の御業を学ぶ事にあります。



上へ前へ次へ