8 月 1 9 日
バプテスマのヨハネはラクダの毛皮を身にまとい、腰に革の帯をしめ、イナゴとハチミツを食物としていました。 ・・・ 彼はパリサイ人とサドカイ人が大勢バプテスマを受けに来たのを見て言いました、「マムシの子らよ、迫り来る神の怒りから、あなたたちが逃れられるとだれが教えましたか。悔い改めに相応しい実を結びなさい」。

マタイ 3: 4, 7,8

宗教の腐敗と改革

 宗教ほど深いものはありませんが、同時に宗教ほど腐敗し易いものもありません。そうして深いものの腐った事ほど悪臭の耐え難いものはありません。

 宗教の腐敗はその儀文化、律法化に現れます。霊的な生命が形式に押さえられ、人を活かすものが人の重荷となる時、宗教は腐敗します。「文字は殺し、霊は生かします」(第二コリント 3: 6)。すべての宗教改革はこの原理に基づいて宗教を儀文化、律法化より救い、はつらつとした、活力満々とした生命に回復する事に外なりません。何も旧約預言者にまでさかのぼらなくても、私たちはイエスにおいて最も典型的宗教改革者を見るのです。



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