9 月 3 日
私たちは真理を離れては何も出来ませんが、真理に従えば力があります。

第二コリント 13: 8

自ら戦う真理

 私たちはイエスの福音を信じれば信じるほど、異教徒の中のすべての善であるものに対して寛容である事ができます。そしてその態度こそ真に異教徒の間にイエスの福音をひろめ、神の栄光をあげる道であると信じるのです。

 真理は、真理みずから、真理のために戦います。私たちはイエスの福音を証する事しかできず、またそれで足りるのであって、必ずしも他人をやりこめる必要はありません。私たちの証明を契機(けいき)として、真理みずから異教徒の中にはたらき、その内部からイエスの福音を求める心の起こるとき、真の改革が彼らの間に行われて、世界教化の進歩が見られるでしょう。従って武力や政治的圧力を加えて改宗を迫るごとき方法は神の御心に最も遠きものと言わざるを得ないのです。



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