9 月 2 4 日
あなたは学んで確信するところに留まって下さい。 ・・・ あなたは幼い時から聖書に親しみ、聖書がイエス・キリストの信仰による救いの認識を与えるものであることを知っています。聖書は神の霊感を受けて書かれたもので、人を教え、いましめ、正し、義に導くのに益があります。聖書は神の人をあらゆる善へと向かわせ、全き人へと訓練します。

第二テモテ 3:14-17

聖書による信仰

 信仰を学ぶためには、聖書を読むにかぎります。 ・・・ 

 聖書は神の真理の啓示であると共に、人の姿を見せる鏡です。人は聖書を読むことによって、神を知るとともに自分を知ります。人間の喜びも悲しみも、罪も生命も、聖書を読むうちに人間の真相が知られてくるのです。

 聖書によって自分の罪が知られると共に、罪のゆるしの福音が同時に聖書の中に示されていることを知るのです。こうして人は聖書によって信仰を教えられて行くのです。 ・・・ 

 「自分は人生の苦労を知りませんが、人生の苦しみを知らない人には信仰がわかりませんか」、と問う人もあります。私はその青年にいつくしみの目を注いで言います、「聖書を学びなさい。聖書を学べは、信仰がわかって来ます。人生の苦労は、求めて得られるものではありません。しかし、いつかあなたに人生の苦労が臨(のぞ)むとき、聖書の言葉があなたにその苦労に耐える力を与え、そしてあなたを信仰より信仰にと進ませるでしょう」。



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