主はすべての国に審判を下し、すべての民を裁きます。これによって、国々はそのツルギを打ち変えてスキとし、そのヤリを打ち変えてカマとします。国は国に向かって再びツルギを上げず、もはや戦いのことを学びません。平和の道(イザヤ 2: 4)
戦争と敗北の犠牲 (ぎせい)を払って日本の得た貴重な理想は、「平和国家」です。一切の軍備を持たず、一切の交戦権を放棄した憲法をもつ国家は、古今東西日本がただ一つあるだけです。私たちの先輩が軍備の全廃を論じて「空想」と笑われたことが、現実の事実となって日本国憲法に規定されたのです。日本国憲法の草案が米人の手によって成ったか日本人の手によって成ったかを問わず、いづれにしても日本国会の審議を経てこの憲法は成立したのであり、それは神の啓示による平和国家の理想を日本国民の意思によって受け入れたものに外なりません。 ・・・
平和の道は生きている神を信じる信仰にあります。日本はこの神の保護を信じ自主的に平和国家の国是を厳守して、右にも左にも曲がってはなりません。そこにのみ日本の生きる道があります。