私にとって生きることはキリストであり、死ぬことは益です。病床の友へ(ピリピ 1:21)
病床に高熱を発して、生死の境に揺られる友よ、生きるはキリスト、死ぬは益です。一切を神に委ねなさい。終わりまで耐え忍ぶ人は救われます。病気が治ったら生きがいのある生涯を送ろうと、療養(りょうよう)にはげむ友よ。あなたに回復の望みが与えられたことは善いことです。しかし生きがいのある生涯はこの世だけのことではありません。来世こそは真に生きがいのある生涯であることを忘れてはなりません。私たちは肉体に居ても、肉体をはなれても、神の御意に適うことをつとめるところに真の生きがいがあるのです。