私たちはみんなで七人です。 二人は教会の木の下で、 墓の中に休んでいます。私たちは七人(ワーズワース「私たちは七人」)
ワーズワースの詩に合わせて「私たちは七人」と歌うとすれば、私は学生時代から四十年にわたる信仰の友情を結び、同じくキリスト福音の使徒として立てられた七人を思います。その中の三人はすでに召されて天にあり、四人は地に残ります。しかし主に在って私たちは今も七人です。ああ若き日に結ばれた信仰の友情は、なんとなつかしいのでしょう。四十年後の今日なお信仰を共にし、同じ恩師(おんし)の記念講演会に講壇(こうだん)を共にして、福音のための戦いを共に戦います。なんとうれしいことでしょう。私たちは七人です。そうです、私たちは今もなお七人です。
一人また一人、天に召される人が加わり、地に残る人が減るでしょう。しかし私たちは永遠に七人です。復活のあした、七人が主の御もとに顔をそろえる日まで、私たちは常に七人です。