主なる私は義をもってあなたを召し、あなたの手を取って守り導きます。私はあなたを国民の契約とし、諸国の光とします。あなたによって盲人は目を開き、囚人は解放され、沈んでいる人は光を得ます。日本国の柱
日本がかつて歴史上に経験した最大非常時のひとつは、鎌倉時代における元の侵略でした。その時日本は上も下も不安動揺の中に混乱しましたが、ただ一人動かなかった人は日蓮(にちれん)上人(じょうにん)でした。『法華経(ほっけきょう)の行者(きょうじゃ)日蓮は日本国の柱です』とは彼の信念でした。彼は邪宗(じゃしゅう)を折伏(しゃぷく)して国民の罪の悔い改めを促し、法華経の信受を国民に訴えました。法難は彼の運命でした。しかし日本国は彼の信仰によって支えられたのです。
現代の非常時に当たって、日本を救うものはこの一巻の聖書の外にはありません。『私は聖書の行者、日本国の柱です』とは、キリスト者の信念でなければなりません。私たちは見るべきものを見、言うべき事を言わなければなりません。たとえ法難(ほうなん)が私たちの運命となっても、国民が罪を悔い改めて聖書の真理を受ける時、私たちの愛する日本は救われて、義の国として輝き出るでしょう。