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【奥田信夫先生お別れ会】

愛農高校1期生であり長きにわたり愛農高校のために働かれた元校長・奥田信夫先生のお別れ会が3月19日に愛農高校・食農教育棟で行われました。奥田先生の同期生である霜尾誠一さんによる式辞に続き、奥田先生を偲ぶ言葉が述べられました。奥田先生の厳しさや優しさ、ユーモアたっぷりのエピソード、愛農高校での働きなどを聞きながら、奥田先生が本当に一人一人と真剣に向き合い、愛農高校のために祈り働かれた姿を思い浮かべました。愛農高校に生徒としていた時にはわからなかったけれど、奥田先生は農場・授業・担任・農場長・教頭・校長など様々な仕事をされる傍ら、今の愛農高校にある多くの建物や施設の建築・改修の現場におられました。どうやって時間のやりくりをされていたのでしょう。愛農高校は奥田先生のように身も心も捧げてくださった多くの方々の祈りと働きによって日々を過ごすことができているのだと再認識させられます。

奥田先生の功績は愛農高校が有機農業に転換し、続けていける土台を作ったことです。赤土で粘土質だった野菜部の畑で働かれていた奥田先生の姿は忘れることが出来ません。また農業で生計をたてる多くの卒業生を育てたことも忘れてはならないことです。昨年10月に奥田先生は「どんな形であれ食べ物を作るということは、究極的な反戦平和運動なんです」と言われました。食料を生産すること、消費者に届けること、調理すること、農業だけでなく農業にかかわるすべてのことが、誰かを生かす働きだと言われているようでした。ご遺族・親族の方々だけでなく卒業生・元職員など多くの方が集い、奥田先生が大好きだった校歌「未来の足音」を歌ってお別れしました。奥田先生、本当にありがとうございました。天国から見守っていてください。言い尽くせぬ感謝を込めて。