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1/9~11 専攻科生一時帰校しました

みなさんこんにちは。1/9~11で専攻科集合教育が行われました。いよいよ専攻科生の卒業が2/18に迫り、その最終準備のために学校に戻ってきました。今回は全校生徒の前で専攻科先農家の経営状況や規模、そもそも農家がなぜ農業を続けるのかといった、1年間住み込まないとその片鱗すら見えないことも含めて発表してくれました。在校生の感想を見させてもらいましたが、「農家と自分のやっていることのトンデモナイ差に圧倒された」という旨の感想がちらほら。専攻科生がそこまでできているとは思いませんが、農家の代弁者にまでなることができたのはすごい財産だなぁと思います。

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もうひとつ、大事なことがありました。それは「私の歩む道」と題して卒業の時に発表する作文を書くこと。今回はまだたたき台ですが、数名の職員の前でそれをまず発表します。もちろんそれなりの文章を出してくるのである程度感動はします。が、その中で職員のひとりが「あんたのことは息子のように思っている。だから言うけどなんにも伝わってこん。自分がどう生きたいかを書け」と厳しい指摘。それに対して生徒は「自分でもどう書いていいかわからない部分があって、それを書かずにおいた。そんな文章を書いたことが悔しい」と答える。専攻科生として大事なことは、文章をうまく書くことではなく、農家の生き方と自分の生き方を打ち合わせる中で削り出されてきた「生きていきたい道」をお世話になった人たちに見せること。これが最高の礼儀だと思います。さぁあと1カ月。満点も正解もない専攻科をどう締めくくってくれるか。専攻科生の成長の音が聞こえるようです。

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