今回は学校から少し離れた話題です。愛農がある伊賀市は有機農業が盛んで、そのせいか食材にこだわる料理屋さんや木にこだわる建築屋さんや、有機農産物の流通と生産の両方をコンダクトする人や、それらを紹介したいフォトグラファーやイラストレーターの方もいます。なんと南極観測隊のメンバーだった方までいます。ちなみにフォトグラファーもイラストレーターも愛農高校の出身だったりするんですが、そんな各分野のプロの方々と伊賀の魅力を使って、一つビジネスモデルができないかというミーティングがありました。定期的に行われているところに半分個人的に参加させてもらい、愛農にできることと伊賀の未来について熱く議論をさせてもらいに行きました。
細かい内容はさておき、大事なのは「愛農が有機農業を教える全国的に珍しい学校」というところに留まらないことです。地域の農業者や料理人やコーディネーターの中で、やはり愛農もプロの集団として関わっていかなければならないと思います。愛農の管理作業や鶏の解体は大人だからできることでもありません。だからこそ愛農も「ホンモノ」でなければならないのです。そんな話の場がこの伊賀にあって、その場に呼んでもらえるのは有難いことだなぁと思います。この伊賀の作り手のひとりとして「ホンモノ」を求めたいと思います。
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