高等学校といえば、3年生まで。まぁ、それが普通です。
ただ、愛農には3年プラス1年の制度があります。
それが農業専攻科。
愛農の3年間を過ごした現役生しか選ぶことのできない専攻科。
愛農とつながりのある農家さんと、1年間一緒に生活させてもらうなかで学んでいく制度です。
今年の専攻科生は2名。その2名の入校式が行われました。
3年間、愛農のなかで農場実習や寮生活、座学などを通して様々なことを学んだ後に、
こんどは実践されている農家で生活を共にする。
知識ばかり増えても、実践で使えるのかはまた別問題。
頭で分かってても身体がついてこないなんて良くある話。
現場で生きることは、愛農の3年間よりも濃い1年間となるのではないでしょうか。
これほど充実した学びのカリキュラムが実現できるのも、愛農の歴史があってこそ。
協力いただける農家さんが日本全国いたるところにいてくださることに、本当に感謝です。
大いなる期待と少しの不安を胸に、農家へ出発していきます。
これから1年間で2人はどう変化していくのか、たのしみです。
【マスモト】