４月２９日(土)、愛農高校ではプロジェクト・経営計画発表がありました。１年間の農場運営において予算を決め、経営や農作物の品質をいかに向上していけるかを計画し、全体に発表する機会です。作物部は「食味の向上を目指した研究」。植物性堆肥と動物性堆肥を畑に撒いてお米の品質にどのような影響を与えるのか比較研究します。他にも養鶏部は飼料米の給与比率と形態の違いが鶏に与える影響について」。夏場は鶏舎内での鶏の糞は液状であり、掃除をするのが大変。現在、飼料米として与えている鶏のエサはもみ付き玄米である。そのもみを抜いて玄米だけでエサを与えてみて消化をよくしてみよう、という企画を立てています。酪農部は「愛農らしい酪農を求めて」ということで、家畜福祉の観点からヤギを飼育してみたい、という希望が発表されていました。
発表を聞いた生徒からは、「酪農部の将来はヤギと牛の比率はどのようになっていくのか。」「美味しいお米の基準とは何によって決められているのか。」など１年生も含め積極的に質問をしている姿が見受けられました。
「質問にうまく答えられなかった・・」と悔しそうにしている生徒もおりましたが、お米でしたら秋に収穫を迎えます。プロジェクトも結果を出し、学びを残せるように気持ちを新たにした一日でした。
[松田翼]