今年度のプロジェクト結果発表が11月28日に行われました。
野菜部:土壌改革プロジェクト。現在、土壌が高塩基状態になっているので、高塩基の畑でもおいしいやさいを作るということで、
ナスを定植して調べた結果を発表してくれました。
果樹部:芽傷プロジェクト。今ある果樹部の木で、増産ができないか?といことで始めました。発芽率は、去年に引き続き上がった
こと、結果枝の調整ができ、増産につながることも確認できたことを発表してくれました。
養豚部:愛農ナチュラルポークの第6次産業化ということで、販売時のデータを具体化しを発表してくれました。
結果、年間予定表通りに校内販売を行うことができたこと、今年度の目標であった、自家割の出荷頭数を増やすことが
できたことが分かりました。
酪農部:愛農らしい酪農を求めてということで、ヤギを用いた除草効果、ヤギ乳生産、加工について、飼料作物として
ソルゴー栽培をしたことなどを発表してくれました。
養鶏部:飼料米の給与比率と形態の違いが鶏に与える影響について、飼料玄米に切り替えた結果を発表してくれました。
作物部:食味の向上を目指した農法の研究ということで、合鴨農法とペーパーマルチの比較データを発表してくれました。
合鴨農法では、アミロース低く、糞の肥料効果で収量増加、タンパク質上昇、食味値上昇という結果がでました。
ペーパーマルチでは、窒素過多にならずタンパク質減少、食味上昇、地温上がらずアミロース上昇という結果がでました。
生徒達は、積極的に質問していました。来年度に向けての継続課題などもあり、下級生が引き継いでさらなるプロジェクトと
なっていくと思います。
[ミヤモト]