いよいよ冬本番といった寒空の昨日と今日(12月18,19日)は愛農高校の大切なイベント、クリスマス礼拝とクリスマス祝会。週末には冬休みに入るので少しだけ早くお祝いしました。
一日目の夜は恵子ホームズさんをお招きしてのクリスマス礼拝。イギリス軍の元捕虜の方々とのお話しやそのご家族との交流など体験談を交えて、愛農も大切にしている『愛と平和』についてお話しいただきました。今年は韓中日の交流会が重なり30名ほどの韓国と中国からのお客様も参加され、たくさんの方と礼拝を共にしました。
礼拝の最後にはろうそくに火をともして讃美歌を歌っていい雰囲気。
次の日のお昼にはご飯を囲んでお祝い会。午前中から授業はなく、準備でバタバタ。お昼に並んだ料理は例によって自給率高めのスペシャルランチ。メインディッシュには何とローストダックがドーン。夏に田んぼで働いてくれた合鴨とアヒルを作物部の方たちが解体しハーブを詰めてピザ窯で焼いてくれました。
ほかにもローストポークやミネストローネ、ケーキ、そして保護者さんの営むパン屋さんからはシュトーレンの差し入れが。 ちょっと贅沢すぎるんじゃないかと思うくらい豪華な食事。
でも神様と農業を愛する愛農のクリスマスにはピッタリなスペシャルランチでした。味はもう言わなくてもいいかもしれませんが最高でした。
みんなでつくったランチを囲んで各学年の出し物を鑑賞しました。1年生は毎年恒例イエス・キリストの降誕劇”クリスマスページェント”。この日のために音楽の授業以外の時間でも練習に練習を重ねていました。その甲斐あって今年もいい歌声が食農棟に響き渡りました。
2年生は愛農祭の劇のスピンオフ?ムービー&合唱を披露。待望の劇の続編にみんな大喜び。3年生もジブリの様々な作品をオリジナルの劇にしてみんなの笑いを誘いました。
そして会の後半には、これも毎年恒例の愛農式プレゼント交換会”ピースプロジェクト”のネタばらし。祝会までにくじで引いた一人の生徒・職員にむけバレないようにいいことを三回します。そして祝会の際にプレゼントを渡してネタばらし。みんな手づくりのお菓子や寄せ書きなど個性がモリモリのプレゼントであふれていました。
そしてモリモリの祝会の最後にはアンサンブル同好会・合唱部による”第九”の演奏・合唱があり、特別ゲスト歌手として音楽の先生を務めてくださる澤先生と双子の姉妹の神山さんがドレス姿で登場。終始演奏と歌声に圧倒され演奏の終わりには食農棟が大きな拍手に包まれました。
最後に校長先生のお祈りで会を終えました。
と、まあ、盛りだくさんの愛農のクリスマス。二日間にわたっての礼拝と祝会を通してみんなの心と体(おなか)はほっくほく。愛と平和にあふれる農村づくりを目指す愛農高校のクリスマス。特別で大切なひと時でした。
さーて、クリスマスを終えたみんなの頭の中はもうすでに冬休みモードですかね。寒い日が続きますがみんな元気に過ごせますように。では、よいお年をお迎えください。