


今日3月11日は女子研修宿泊施設の竣工感謝式でした。愛農は新しい建物ができるたびに、関係者を招き、事業の経緯を紹介したり、卒業生に話してもらったりと、何せ感謝と愛にあふれた時間になります。今回はみんなでご飯を食べる「愛餐会」も行われ、みんなで沢山笑って泣いてご飯を食べました。

15年前の今日、東日本大震災が発生し、建物の耐震化がより一層求められることになりました。震災当時愛農高校は本館校舎の建替え工事を終え、新木造校舎(森館)の建築真っ最中。工事の中止も提案される中「今だからやるべき」という建築委員の強い意志により、無事完成しました。

それから15年間。研修棟が改修され、食農棟が新築されました。募金委員会の事務所「ひまわり」も設置され、そして構想から約5年を経て女子研修宿泊施設が完成しました。
愛農の建築は大変です。なんせ関係者が多い。意見も様々。そしてみんな愛農が大好き。みんな自分にとっての大事な愛農があって、それはみんなちょっとずつ違う。さぁ、この状態をどうすればいいか。予算も限られているし、工期もある。場所は?規模は?設えは?補助金は?
でも思えば全ての愛農の建物はそうやって沢山の人が携わり、どうにかこうにか出来上がってきたのです。そう思うとその一員としてこの場に居られたことに感謝しかありません。
設計をして頂いた野沢正光建築工房の皆様。そして施工してくださった大道建設さんはじめ、あらゆることに関わって頂いた皆様に感謝です。
この3月の中旬には女子生徒が 8期生から続いた現女子寮からいよいよ生活の場を女子研修宿泊施設へ移します。新しい文化の中にも、過去の財産と、そして多くの方の思いとチカラが詰まった女子研修宿泊施設はこれからゆっくりと育まれていくでしょう。式典の最中に「あぁ、これでこの建物に魂が入った」と感じました。建物は生き物です。みんなに生かされ、みんなと生きていく建物であってほしいと思います。
建築募金は目標額に向かって引き続き行っております。ご協力をよろしくお願いいたします。
