13日の午後から、炊き出し演習(非常時演習)を行いました。
あいにくの天気で、テントを建てたり野外での食事とはいきませんでしたが、軒下での調理と大講堂の電気を落として食事をとりました。
写真は炊事班の様子です。
ライフラインがストップしている状態での炊事のシミュレーションと
各種部門で起こりうる状況や対応の話し合いの時間を持ちました。
炊事班はロケットストーブでの釜焚きのご飯と卵とじ丼・ わかめとツナマヨの和え物を屋外で作り、洗い物を減らすためにお皿にラップをかぶせたりしました。
部門ではガス栓・水道栓・電気のブレーカーの場所の確認や
もし大地震が起こった場合に何が起こるのか、 ライフラインが停止した場合に何が起こるかの想定の話し合いと、 管理作業でした。
酪農部では水や電気が止まってしまった場合どうするのかを話し、 バッテリーを置くとか雨水の飲み水利用などのアイディアを出し合 ったり、エサの給与の問題などを話しました。
また除糞の機械が壊れたと想定し、 スコップと一輪車を使っての糞だしを行いました。
現状としては非常時の対応策がしっかりと備わっていないので、 どうにか生き堪え忍ぶしかないという状況です。
後日に反省や感想を聞いたところ、実際になってみないと想像がつかない、もっと長期(三食など)での演習もしてみたい、頭の中でシミュレーションすることは良い時間になったがもし起こった時に動けるかわからない。などの声が上がりました。
これを機に生徒たちの意識の芽生えを成長につなげ、必要な知恵と力を共に育んで いけたらと思います。
ヤマハタ