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56期生卒業式

今年度も愛農高校3年間の在籍期間を終えた生徒たちを無事送り出すことが出来た。式の中で最前列に並ぶ56期卒業生20名。その背中を押すように、歌声が響く大講堂において、20名は何を思いながら、巣立って行ったのでしょう。

最後の1年間の担任というバトンは有難くもあり、責任の重みも感じる1年でした。
不完全な学校・不完全な職員・不完全な先輩・後輩・同期とで過ごした3年間の日々は、どこまで行っても社会の縮図であり、決して楽しく良い思い出ばかりではなった20名が、この先の長い人生の中で、この3年間で学んだ何かをどういかしていってもらえるのか。心配と期待と両方で、これからも繋がっていけたらと願っています。

愛農高校を巣立った卒業生が56期生で1200人を超えました。そして、卒業生以外でも愛農に繋がる輪が、毎年のように大きく強くなっていくのを感じています。56期生のこれからの長い人生も、その輪の中で、共に支え合いながら、想い合いながら、歩んでいけたらと願います。
 卒業おめでとう。そしてこれからもよろしく。[ミツノ]