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志摩観光ホテルさんに行ってきました!

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今年もご縁を頂き、志摩観光ホテルで行われるランチ賞味会にゲストスピーカーとして参加させて頂きました。

ランチ賞味会のコンセプトはこちらを是非ご覧ください。

伊勢志摩ガストロノミー ランチ賞味会 | イベント・お知らせ【公式】志摩観光ホテル (miyakohotels.ne.jp)

お客様の前で愛農の農産物の紹介
塚原和食総料理長と。1日目は近藤が担当。
2日目は教頭の泉川と調理場スタッフでもある木村。

今回は愛農の豚肉を使った和食。それでは一品ずつご紹介。

お客様に配られた資料①
お客様に配られた資料②
いい景色でした。
メニュー。拡大してご覧ください(笑)愛農豚づくし。
左上が豚肉の角煮。丁寧で優しい味。
総料理長曰く「要は餃子です」と(笑)。器も見事。
太刀魚、アワビ、伊勢マグロをそれぞれ豚肉と。
低温調理された豚肉をさらに燻製に。
冷やし鉢。桑名産の冷や麦と一緒に。
新ショウガごはんにウナギ。贅沢。
野菜で作られたあんみつ

今回志摩観光ホテルさんに行って感じたことは、塚原和食総料理長も樋口総料理長も「必要以上に大きく見せない」という姿勢を持っておられること。それはホテルのサービス全体にも言えることでした。料理の一つ一つにかけられた手間や、サービスの一つ一つの気遣いは「大きく見せる」ことで称賛されることが本質なのではなく、自分たちが納得したものを提供して「魅せる」ことが本質であるということです。そこに大きく見せる必要は何もないのだと思います。

こちらはお上りさんなので、ついつい卑下してしまいがちですが、塚原料理長も樋口シェフもスタッフの皆様も「上から」の雰囲気は全くないのです(それに結構皆さんお茶目(笑))。 当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、その当たり前を当然のようにする姿に「ジーン」としてしまいます。

ただそこには、生産者が心を込めて育てた農産物を、丁寧に扱って、その価値を料理に載せて伝えようとする姿勢がありました。

その証拠に食材の説明をして頂いたときに、こっちが話しそびれたことや端折ったことを丁寧に話して頂いていたのですから(笑)。お会いする方々が口を揃えておっしゃっているのが「生産者の想いを伝えていくことが料理人の仕事だ」ということ。

流行りに乗るでもなく、大きく振舞うわけでもない、志摩観光ホテルさんの気概に今回も感服です。本当にごちそうさまでした。