18:00からクラス劇。
1年生は人狼ゲームをベースにした劇。クラスで起きた出来心の盗み。人を欺きながら逃げ切ろうとする人狼役と、潔白が証明されていく市民役。クラスに人狼がいるか、そうでないか、居るならだれかと疑心暗鬼になっていくクラス。またその人狼が排除された(と思われる)クラスは元のクラスに戻れるのか。共同生活をする愛農だからこそずっとあるテーマを1年生は問題提起と共に見事に演じました。
2年生は堕落しきった生活をする主人公が、付き合っている彼女との最初の出合を思い出すべく過去にタイムリープするお話。べたべたな女子高生を嬉々として演じる現役女子高生や、クセの強いオムライス屋の店長などそれぞれ存在感のある演技はさすが2年生。主人公がコミカルすぎて内容が入ってきたようなそうでないような…(笑)
3年生は2050年の愛農高校が最初のシーン。管理された愛農生活で、所持金は150円以下。農場の売り上げは5000万円がノルマ。なぜこんな時代錯誤の愛農にいなってしまったのか。それを変えるべく2023年の愛農に生徒が2人タイムリープします。生徒と対話しようとしない職員に対し、現役愛農生と共に学校に立てこもって「ルールを変えろ」とストライキを起こします。その結末は…。今の愛農のルールや、自分たちの思いや姿勢など、出来あいの答えではない問いかけの劇。それに担任が職員役として出演しているのも中々な配役です。「誰のための愛農か」それに向き合わなければ未来はないと突きつけられる劇でした。
1日目の愛農祭濃厚すぎる!