皆さんこんにちは。今年も1年生と一緒に演習林実習に行ってきました。3年生の演習林実習は1日かけて伐採まで行いますが、1年生はその前段階。森林てなんでしょということで、実際に森に入ってみるということです。
木の太さや高さ、生えている本数を数えて密度を見てみたり、木材に適す木とそうでないものを見分けたり、年輪を数えたり。わかるような分かってないような森林の話です。そもそも森の中を歩いたこともほとんどないと思います。
どうやって木を倒すのか。どうやって林道を作るのか。そもそもなぜ日本人だけが森林=山というイメージをもつのか(欧米のほうは森林=平地です)林業は儲からないといわれるが、それはなんでか。儲からないのに続ける必要はなぜあるのか。皆さんどこまで答えられるでしょうか。
私自身が林学の出身で、木材や森林にかかわる仕事を5年間していましたが、もう少しイメージからリアルな日本の森林を見てもらいたいと思いそんな授業をしてみました。これは農場でもおんなじことですね。毎日の管理や実習でイメージのもっと先を五感で知る。よし。剪定いってこよ。
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