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北の国から〜シーズン2〜 ③

8月7日午後4:30。北海道新千歳空港から伊丹空港行きの飛行機に乗る生徒を見送り、無事北海道実習は終わりを迎えました。

これまでのブログで実習の様子はお知らせしたので、今回は総括ということで。

せたなでお世話になった農家さんは酪農家8件、野菜農家1件、米農家1件の10件です。酪農家として新規入植された方のお話の中で100haを1家族で使うよりも30haずつを3家族で分けたほうがいいというお話がありました。それはローカルを維持する上で人がいるということがすごく大事であるということでした。人口が減っていき、土地を集約して大規模農業に転換することは国策として行われていますが、せたなのお世話になった農家さんは農業を営むことと並行してローカルを続けることも意識しておられました。

2週間家族として受けて入れてもらって、たくさん話して、働いて、叱ってもらって、褒めてもらって。僕たち職員も色んな意見をいただき、たくさんご飯も頂き、農作業を体験させて頂き、あったかい布団を用意して頂き…。せたなに受けて入れていただいて7年目。本当に今まで色んなことがありましたが、それでも排除することなく愛農高校を受け入れて頂いたこと、家族として生徒を受け入れていただいたこと、感謝してもしきれない、そんな2週間でした。また来年以降も色々工夫をしながら子の関係が続くことを願っています。せたなの皆さま本当にありがとうございました。

PS.書きたいことは山ほどありますが、大長編になるのでこの辺で失礼します。あと昨日北海道から三重に帰宅しましたが、すっかり北海道慣れしたせいで、びっくりするぐらい蒸し暑いです…。

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