10月13日(日)にスポーツの杜鈴鹿にて愛農高校ラグビー部は花園予選である県大会の1回戦を四日市農芸高校と対戦しました。
結果としては58対7で、敗北。点差が付いているように感じるかもしれませんが、たくさんの保護者様や、生徒職員の応援の中で、一つ一つのプレーに一喜一憂させてもらいながら、最後まで盛り上がりながらドキドキさせてもらいしました。
点差が確かにありますが、責められっぱなしだったわけではなく、何度もチャンスがある中で、最後の最後で愛農はトライを返すことも出来ました。返したトライは愛農のフォワードの選手たちが体の大きな相手チームの攻撃を耐え抜き、バックスの選手たちが相手でフェンスに捕まりながらも、ちゃんとフォローで付いていく生徒がいて、みんなで繋いだ本当に素晴らしいトライでした。
この夜の男子寮の夕拝で僕が話をすることになっていて、スコットランド戦が始まっているのに、長々とその思いを熱く語ってしまいました。ラグビーはボール持ったプレーヤーを中心に、その人がいいプレーをしようが、失敗しようが、誰かが必ずそのサポートに入ります。その繰り返しがラグビーであり、いかに一人の人間を助けるプレーが出来るかという事だと思います。その人の良さも含め、弱さを知り、そのフォローに入るラグビーという競技に、寮生活、学校生活を重ね合わせ、話をさせてもらいました。そのあとは、みんなでスコットランド戦を観て、歴史的瞬間もそうですが、同じ思いになるという感覚の共有の素晴らしさに、改めて、愛農の試合も含め、本当にいい時間だったと思えました。54期生ラグビー部の皆、マネージャーも含め、本当にお疲れ様でした。また次は愛農祭でのOB戦もいい時間になるように準備をしていきたいです。
☆今回の試合が、毎日新聞伊賀版に載りました！ ⇒「ラグビー戦」記事・毎日新聞伊賀版より
〈ミツノ〉