2月23日24日とSatoyama推進コンソーシアムに参加させて頂きました。基調講演は里山資本主義の著者でもある藻谷浩介さんで、愛農高校が参加したディスカッションの登壇者は竹内志摩市長に志摩観光ホテルの樋口総料理長、ファシリテーターは瀬戸内ジャムズガーデンの松嶋さんと豪華なメンバーでした。来場者は150名ほどで、その多くが行政や里山資本主義に関わる方々で、懇親会での懇談も中身濃厚過ぎてうまく説明できないぐらい(笑)。出会う人出会う人ことごとくマルチ。人口減少確実なローカルで(都市も)フルメンバーで生き延びていくための姿が見えたように思いました。懇親会では藻谷さんや鈴木三重県知事、愛農高校とも関わりのあるアクアイグニスの立花社長ともお話する機会がありました。
愛農高校としてお話したのは「農・食・人(少人数・全寮制)・聖書」を通じて「平和(たくさんのいのちといきてく)」ことを実現したいこと、そのためには「農場で暮らし」「寮で暮らし」「学校で暮らす」ことで体験的に誰かと生きることを学ぶことが、ローカルで生き延びる人間を育てることになるのではないか。ローカルで愛農生が活躍する様子をお伝えしながら、小さくて頑丈な暮らしを目指す取り組みも少しだけお伝えできたと思います。まだまだ愛農高校自体が全然知られていない中で、今回のコンソーシアムは大きな繋がりのきっかけになるものでした。関わってくださった方々、出会った方々、本当にありがとうございました。
これからも愛農高校は日本の毛細血管に血液を流すようなターミナルとしての役割を大事に、伊賀の地で小さく、でも頑丈にあり続けようと思います。
[コンドウ]