1月14日(火)愛農高校では本年度二度目の進路説明会が行われました。今回の説明会では、主には1・2年生が対象ですが、今回も近隣県内の農業系の学校や生徒の興味の強い学校を招いたり、学校以外では、愛農ならではの人脈の中で、農家民宿をされている方や、菜食料理家の方、海外での農業研修に関わってきた方、愛農に関係する農家の方にもお話をして頂きました。
3年生も込みの全学年全体での講演会では、栃木にあるアジア学院のスタッフの方にお話を伺いました。
アジア学院は「共に生きるために」をコンセプトに平和を目指しています。命とそれを支える食べ物を大切にする世界を作ること。共に生きるために食べ物のアプローチから平和に貢献していくこと、平和を作っていくこと。皆が食べられることも一つの平和の形として、平和への実現をアジア・アフリカ諸国の農村地域から集まった生徒達と共に目指している学校です。
食べ物は全て命から来ている。命をもらわずして人は生きていけない。命に感謝することが大切。良いリーダー・悪いリーダーとは?トップダウンではなく、下から支えるリーダー、それがサーバントリーダーシップという考え方であり、ポジションによらずに全員が大事にするべき考え方。
愛農の生徒達には、誰かのためになるような仕事をし、感謝されながら自立を目指してほしい。感謝出来る事、感謝される事、それが自分にとっての幸せに繋がっている。そんな仕事先を探すこと。自分が作り出していくことを強く伝えてもらいました。
人生は何が起こるか分からない。それでも、自分自身は楽しく生きる努力、幸せに生きる努力はしてきた。講演者の山下さんの熱い思いが生徒にも伝わったのではないでしょうか。
今回もたくさんの方に進路説明会に足を運んで頂きました。感謝です。
〔ミツノ〕