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愛農祭2019編集後記 〜銘肌鏤骨(めいきるこつ)〜

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11月2〜4日で行われた愛農祭。二日間の代休も終えて、昨日に片付けの時間を持ち、愛農祭に関わるほとんどの時間が終えた様に感じます。

もう、いつもの愛農高校です。

 

 

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あとは事後アンケートと係や担当の振り返りをして来年度へ引き継ぐ準備をするのみとなりました。

 

 

愛農祭に関する投稿ずっとさせていただきましたヤマハタです。今回は通常のブログとは少し色を変えて、タイトルにも付けさせて頂きましたが編集後記ということで書かせていただきます。写真なし・長文となるので読みにくかとは思いますがご了承ください。

 

 

 29日頃から準備の様子を投稿させていただいたり、当日は出来るだけリアルタイムでの情報発信を心がけ、1日に複数回の投稿をしていました。

いかがでしたでしょうか?

 拙い文章と上手く撮れない写真ではありましたが、少しでも様子が伝わればと思いを込めさせていただいておりました。

 愛農祭に来ていただいた方々にはこの時の事が目に浮かぶ様に、来られなかった方々にも少しでも雰囲気が伝わっていれば幸いです。

 

 さて愛農祭に当日来られた方の目には、生徒たちはどの様に映ったでしょうか。

 頑張ってるなぁ。楽しそうだなぁ。

 私にはこの様に見えていました。けれど、これだけで終わってしまうのは違うと思うのです。

 どれ程の努力とイライラと対立の時間があって、当日を迎えたのかを知っていると、彼らの姿は違って見えます。それを少しでも多くの人と共有する事ができたらと思い準備段階の投稿もしていましたが、まだまだ足りない位でした。

 投稿時にはさらっと頑張っています。と書いていましたが、実際には係のことでイライラし、クラスの中でぶつかり合い、部門の仕事に翻弄されている日々。

 本来であれば後記であろうが、この様なことは書かない方が良いのかもしれませんが、お伝えせずにはいられなくなりました。

 彼らの姿は、そこを無くしては語れないからです。まだまだ子どもで、互いを尊重し合うこともままならないですが、大人には想像もできない苦しみを孕んでいる生徒たちです。

 結果を求めるだけでなく、ここで生きていくことそのものに向き合わないといけない、人としての成長の様子を、職員しか知る事ができないのは申し訳ないのです。

 生徒本人には伝わらないですが、あなたのことを知ろうとしてくれる人がこれ程にもいるよ。と言ってあげたいのです。そのためには頑張っている姿だけを伝えるのは間違いだと言ったのです。

 

 

 ここからは私の話。ブログという形をとっているので、あまりポンポン短文を連投することはできないですし、グダグダした様子を投稿するのも気が引けるし、ネガティブイメージを抱いて欲しくない、私がどれだけ書いていても実際に生徒の様子を見てもらわないと結局わからないのだろう、そもそも読んでもらえているのだろうか、などと葛藤していました。

 そんな中、来られていた保護者さんから「楽しみに読ませてもらっているよ」

「私はFBを使ってないけど、おじいちゃんが見ていて、親の私よりも愛農に詳しい」

「昨年の投稿を読んで、今年は来なければと思って来たんだ」などのお言葉を頂きました。

 どこかで、自己満足で投稿していると割り切らないと、続けるのが苦痛になりそうでした。ですが投稿にコメントがついたり、実際にこの様な声をかけてもらえると励みになります。

 投稿して良かったなと思える様にしてもらい、感謝の言葉しかありません。

 

 

 さてさて今年の愛農祭関係の投稿タイトルは、考えるのにとても苦労しました。

 だって拙い文章を作るのがやっとの人間に、四字熟語の知識なんてあるわけないのですから。

 昨年度の愛農祭関係のタイトルが擬音語だったこともあり、ちょっと凝ろうとした結果がこれです。

 まあ苦労はしたけど楽しかったと思えたので、これで良かったと思います。

今回のタイトル「銘肌鏤骨」

 当然知っていたわけではなく調べて知ったのですが「心にしっかりと刻み込み、決して忘れることがないこと」という意味です。

 今年度の愛農祭が、生徒の、職員の、PTAの、来客した方の記憶に残るものである様にと願い、このタイトルにさせていただきました。

 

 

 さて今回の投稿も長くなってしまいましたが、最後に一言添えて愛農祭関係のブログは終了とさせていただきます。

 最後の最後までお付き合いいただいた皆さま、長期間・長文の投稿をお読みいただき、ありがとうございました。

 

 〈ヤマハタ〉