愛農学園の一大イベント『愛農祭』が先日開催されました。
今年のテーマは「チャオ!!」
そして去年はコロナの影響で愛農生・職員のみで開催した愛農祭ですが、今年は在校生の保護者に方に参加していただくことができました。
準備期間から大忙しの日々であっという間に毎日が過ぎていきました。
1日目は収穫感謝祭。農場の各部門のブースにて愛農の農産物を使った料理がふるまわれました。野菜部はやきそば、コロッケ、野菜のパウンドケーキ。果樹部は梅栗ご飯、シベリア、柿ジェラート。作物部はぜんざい、おに饅頭。酪農部はシチュー、パンケーキ、アイス。養豚部は肉巻きおにぎり、フランクフルト、綿菓子。養鶏部は手羽先、焼き鳥、親子丼、プリン。と、盛りだくさんのメニューでもうお腹いっぱい。
その日の夜には各学年による劇が披露され、それぞれ1か月以上準備してきたものなだけあって、クオリティが高く笑いあり涙あり(?)どれも見ごたえがありました。
2日目の午前中はラグビー部の紅白戦があり、3年対2・1年で試合を行いました。前週に最後の大会を終えたばかりでしたのでお互いに練習は十分でしたが、やはり3年生は強く3年生の圧勝に終わりました。そのあと学年ごちゃまぜでも試合をして楽しい紅白戦となりました。
午後には愛農にゆかりがあり農家実習や専攻科でも大変世話になっている「山のハム工房ゴーバル」さんとのつながりで音楽バンドの『moutain mountains』さんにお越しいただいて野外ライブを開催しました。普段から音楽にあふれている愛農ですがやはりプロの方のつくる音というのはすごいなぁとライブを聴きながら惚れ惚れしていました。
2日目最後のイベントは愛農祭ライブ。夜は愛農生がステージに上がり愛農祭の夜を盛り上げました。
3日目は職員による劇から始まりその後M-1グランプリやクイズやカップルコンテストといったステージイベントがあり笑いに包まれた最終日の午前になりました。
午後からは森館にてアコースティックライブがありゆったりとした音と時間が流れていました。
さて愛農祭最後のイベントはキャンプファイアー、のはずでしたがあいにくの雨+強風でやむなく大講堂にてキャンドルファイアーに変更になりました。残念そうにする生徒も多数いましたが、司会の3年生2人が中心となって盛り上げてくれて気が付けばキャンプファイアーよりも盛り上がっていたんじゃないかというくらいにまでなっていました。有志によるヲタ芸も披露されました。キャンドルファイヤーの最後には恒例の「三年生一言」があり、3年生がそれぞれ後輩や同期に一言、には到底おさまりませんが熱い思いを話してくれました。
そんな感じで今年も怒涛の三日間だった愛農祭。代休をはさみ片付けも終わり、愛農の丘の上は通常の学校生活に戻っていますが今もその余韻に浸っている生徒職員、愛農祭ボケしている人が続出しているようです。
この愛農祭でそれぞれ感じたこと学んだことは一人ひとり違いますがこれからの愛農生活、そしてその先につながる経験をしたと思います。
3年生に残された愛農生活は4か月足らず。やり残すことのないよう突っ走っていってほしいですね。ではでは、チャオ。