夏期生活学校2日目
夏期生活学校のメインはなんといっても農業高校ならではの体験!
まずは、起床後、6時半から「農に親しむ」プログラムがあり、
農場の部門「果樹」「野菜」「作物」「養鶏」「酪農」のグループに
別れて、高校生リーダーと一緒に農場ってどんなところなのか、
農場のお仕事体験をしました。朝陽が照らす清々しい空気の中、
トマトをもいだり、梅干しの土用干しをしたり、田んぼの草取り
をしたり、鶏たちに囲まれて餌をあげたり、牛のお世話をしたり、
はじめてのことが多くて、いろいろな発見をしていました。
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朝食後は、「農業のすばらしさ」について卒業生の安田義人さんの
お話を聴きました。主に地元の学校に給食用のじゃがいもや人参など
の野菜を提供している安田さんはいつもお芋のことを考えて、こだわ
りの野菜をつくっています。「なんとなくいいと思うからではなく、
なぜそのようにやるのか、説明できることが大事。」「卒業後10年間
色々な仕事をやって色々な技術を身につけた。」「農業では食べていけ
ないと思われるかもしれないけれど、サラリーマンより収入があると思う。」
など、ご自分の経験に基づいて農業魅力を語って下さいました。
講演の後、午後と「農の体験コーナー」です。
このコーナーは、収穫した農産物を加工して食べる体験。
野菜部は釜戸ピザを、作物部はプランクトン観察ともちつきを、養鶏部は解体と
バーベキュー、養豚部はソーセージづくりでした。自分たちで作ったごちそうは
とっても美味しくて、もっと食べたかった!!とのこと。
夕食前は広々した緑のグランドで、みんなでボール遊び。台風が近づいている予報
の通り、素晴らしい夕焼けの後、なんと雨が降り出し、キャンプファイヤーは
急遽、講堂でのキャンドルファイヤーに変更。残念でしたが、歌ありゲームあり、
昼間の疲れを感じさせないエネルギッシュなパワーがあふれていて楽しみました。
寝る前に歯を磨く間もこっくりしそうで、速攻眠りについたそうです。
今夜は台風の風が吹き荒れそうです。