夏期生活学校もいよいよ最終日になりました。
昨日に引き続き、朝の農に親しむの時間、朝食の後、講話の時間がありました。本日は、卒業生の坂本耕太郎さんによる「農業の素晴らしさについて」のお話です。在学中に思い描き少しずつ実践して積み上げた、豚を中心にした循環型の農業経営を紹介して下さいました。坂本さんはエネルギーを大切に考えられていて、地域の未利用資源を電気自動車や天ぷら油カーで回収し、豚の飼料に用いています。生活の中でも薪の釜戸や真空管太陽熱温水器などを利用されており、中学生も高校生もワクワクする気持ちでお話を伺いました。

参加された中学生の書かれた感想文はぎっしり。お別れ会では、グループに分かれて一人一言の感想を頂きつつ、手紙や写真を渡して互いに気持ちの交流を行いました。閉校式では中学3年生女子の代表者から、喜びや感謝の言葉をいただきました。電車や車で帰る時には、参加者同士で連絡先を交換したり、高校生とのお別れも名残惜しそうな姿があって、それぞれの再会を願うばかりです。参加して下さった中学生の皆様、夏期生活学校を紹介下さった皆様、本当にありがとうございました。
