雨にも負けず 風邪にも負けず
丈夫なからだをもち 欲まみれの伊藤です。
愛農高校に新しく建てた研修棟にキヌカ塗りを行いました。
「キヌカって、なんやねん?」と思った、そこのあなた。僕と同じです。
「キヌカって、絹か?」と思った、そこのあなた。センスあります。
キヌカとは、米糠からできる自然塗料でワックスのようなものらしいです。
キヌカ塗りは、とても大変です。キヌカを布に染み込ませて、床や壁の無垢の木に薄く延ばさないといけないのですが、土日休みに30人以上の生徒が手伝いに来てくれて、「疲れた」という間もなく終わりました。みんなで作業すると楽しいですね。
キヌカという名前には、「無垢の木の表情が絹(キヌ)のように変化(カ)する。」という意味合いがあります。また、「木(キ)と米糠(ヌカ)の融合による自然循環」を表しています。自然や人にやさしい存在。それがキヌカなのです。研修棟がキヌカのやさしさに包まれたなら、幸いです。
みんなの汚れや足の臭さにも負けず
自然にも人にもやさしい
みんなを包み込んでくれるキヌカ
そういうものに私はなりたい。