10月17日、18日と志摩観光ホテル樋口シェフのランチ賞味会へ行ってきました。気分はtheお上りさんです。
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美食という言葉に大いに構えて伺った今回のランチ賞味会。でも、そこで感じたのは「高級」や「美食」や「ハイクラス」という言葉ではなく「丁寧」でした。樋口シェフをはじめ、周りのスタッフの方々の技術はもちろんのこと、「三重」というローカルや、その食材、また食そのものへの向き合う姿勢が並大抵ではないということ。またそれを志摩観光ホテルとしてのミッションにしているということ。(それぞれのメニューに感想は沢山あるんですが、下手な食レポになるので…)
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生産者として、またその生産者を育てる学校として、このご縁は「覚悟」を引き上げて頂く、本当に有難いものであることを実感しました。
これからも「ちゃんといいものを育てる」生産者でありたいと思います。
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取材に行って、前日夜遅くまで仕込みをして、食材と向き合い、ギリギリまで食材のポテンシャルを伸ばす情熱。それをサラッと「私は好きでやってるので楽しいです」と言ってのける樋口シェフ。誰かが自分の腕を伸ばしてくれるから世界は有機的に繋がって、そしてしなやかに広がる。愛農もまたそうでありたいと思います。ありがとうございました。