3・11をおぼえた非常時演習日として午前中は映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』を観て、午後は映画の中の登場人物である近藤恵さんにお越しいただいて講演会を持ちました。映画には愛農高校ともつながりの深い方が何人も登場します。今、地球温暖化防止CO2削減の声が多くなる中、政府は原発再稼働に舵を切ろうとしていますが、忘れてはいけないのは3・11の原発事故により、それまでの祈り土を耕し人と暮らしていた生活、農業が出来なくなった故郷を追われた方の心の声だと思います。暮らしを守る、土を守る、空気を海を守るためにどうしたらいいのか?その悔しさうめきが原発ではなく、農と発電を組み合わせるという発想に導かれています。この映画をみて、そして近藤恵さんの講演会を経て、この国で自分はどう生きるのか?子どもたちに何を残せるのか?そのためには何を選ぶのか?多くを考えさせられました。「オカザキ」